書けなくなってしまったボールペンがあります。インクがかすれてしまってキレイにインクが出ず、ペンの役割を果たせなくなっているので引退してもらうしかないと決断した、そのとき、救世主が現れました。
「そのボールペン蘇らせてみていい?」
なんということでしょう、渡りに船とはこのこと。でも、副音声も聞こえてきました。
(そのボールペン、どうせ死んでるなら、色々実験したい。上手くいけば蘇ることもあるよ)
人類の進化とは多くの犠牲の上に成り立っていることを、いつも思い出させてくれます。何かの進化に役立つのならボールペンも本望だろうと思います。
では、実験です。
ボールペンを扇風機につけます。
3分回します。
終わり。
復活しました。復活!?しました!?
かぴからの豆知識です。ボールペンが書けなる理由はいくつかあるそうですが、「インクがペン先で固まる」「インク(芯)に空気が入る」「ペン先が潰れる」など。
今回は「インク(芯)に空気が入る」が原因だったようなので、振り回して遠心力でインクをペン先に移動(空気を抜く)させてみたそうです。ちなみに、一般的には芯と輪ゴムをテープでくっつけて振り回すらしいです。我家には輪ゴムが無かったので扇風機を活用したと言っていました。輪ゴムが無いご家庭では扇風機をお試しください。
※ペンの固定はしっかり!飛び出して刺さるかもしれませんので完全防備でお試しください。