第270話:ちーぽの話②
酸素室に入って開口呼吸も落ち着いて、ご飯もいっぱい食べられてお薬も射ってもらったいたそうです。入院直後から翌朝まで様態は安定していたのに突然、開口呼吸を始め、あっという間に亡くなってしまったと説明を受けました。
逝く直前まで楽な状態だったこと、苦しさが短かったことが唯一の救いです。
死生観は頭で理解している以上に複雑で難解なものなのだと思い知らされています。未だに間違えだったのでは、ちーぽではなかったのでは、と考えてしまします。 次週も続きます。