第231話:リベンジぱかちー
蒸し風呂の蒸され具合は、並の肉まんだったら驚くレベルで、入室してしばらくは視界ゼロでした。数センチずつ歩みを進めて腰掛けっぽいところに座り周囲をジッと観察して数秒、真横に人がいました。 蒸し風呂は蒸気の暖かさ、濃さ、ほのかに異臭がする居心地の良い場所で、顔も見えず緩みきった空気はマイベストプレイス。家にもほしい空間ですが、どこぞやの谷の近くにある腐海になりそうなので諦めます。 壮大な覚悟で入った水風呂のお話は次回に続きます。