第264話:変顔だったのは私in秋葉原
人生を振り返っても美容や化粧の記憶が希薄でなんとなぁく、ふんわぁりとしています。自分なりの”人並み”をなぞってきたつもりでしたが、大幅にズレていたようで、さらに希薄な人付き合いが災いして気がつくこともなく、私のアラは秋葉原のLEDの鋭い光で顕にされることになりました。
そんな私の化粧道具たちは、母のお下がりから始まり、数年かけて消費した後、逼迫して必要になるまで買い足されず紛失するか明確な劣化が確認されるまで現役という感じ。
お化粧は必要ではあるけれど軽視してしまう、私の化粧道具は、防災グッズのような立ち位置のようです。