第271話:ちーぽの話③
最後のお別れをしました。朝起きてくれば「ぴょーい」と鳴いて出してくれとアピールしてきたり、静かに私のイヤホンケーブルを齧ったり、毛玉になってかぴの顔に乗っていたり、私の頭の上で眠っていたり、当たり前にいた「ちーぽ」が突然いなくなることは辛くて悲しくて、まだまだ一緒に居たかったし、もっともっと一緒に遊びたかった。
いま考えても涙が溢れてきます。
ですが、日が経つにつれて後悔の思いは、可愛かったちーぽや楽しかった思い出で少しずつ上書きされている気がします。
いつか、いつか何処かでまた逢える日が来ると思って、しばらくの間のお別れです。
再会したときに楽しい話が出来るように、これからも、かぴと一緒に面白おかしく暮らして行こうと思っています。
皆さんのちーぽへの温かいコメント拝見しております、ちーぽも喜んでいると思います。ありがとうございます。