川辺を散歩していたとき、水面に映った団地が、なんだか映画のワンシーンのような詩的な雰囲気を漂わせていました。水面に浮かぶ団地、水中都市など非現実感がワクワクさせてくれます。
そんな話をかぴとしていると、「水の中があるなら炎の都市、マグマ都市、地中都市などはどうなの?」と聞かれましたが、炎は怖い、マグマは安全じゃなさそう、地中は閉塞感がある、と何故か私の中で水への信頼感は異様に高いことを確認しました。
軍艦島のような、海の上にポーンと人工物が聳え立っている感じが好きで、自然と人工物の距離が近いものにファンタジーを感じてしまいます。
随分昔にタイに旅行に行ったとき泊まったゲストハウスが海の真上に建っていて、床の下は海面でした。寝ているあいだ終始、波の音が真下から聞こえてくるのは、なかなかオツでありました。
強めの台風が訪れるたび無くなってしまいそうな雰囲気ではありましたが、そこもまた良しと思える非日常感が好きです。