私の”ナンカカッコイイ”センサーが凄く反応する、自由律俳句で有名な尾崎放哉という俳人。「咳をしても一人」という句は有名です。その方が晩年過ごした小豆島(しょうどじま)は、とても風の強い所だったそうです。
その事とは関係ないとは思いますが「するどい風のなかで別れようとする」という句があります。
画像の電線に引っかかった洗濯物を見た瞬間、尾崎放哉が晩年風の強い小豆島で、突風により洗濯物と別れさせられている(飛ばされる)イメージが脳内を一杯にしてくれました。
絶対そんな愉快な句ではないと思いたいのですが、私の中では尾崎放哉は洗濯物を飛ばされ悩まされて苦悩の中、生まれた句だとインプットされてしまいました。
かぴに尾崎放哉を知っているかと聞くと「豊なら知ってる」と返ってきました。